ソフトウェア要件定義 (全25問中20問目)

No.20

UMLの説明のうち,適切なものはどれか。
  • UMLでは,アクターから見たシステムの振る舞いをユースケース図で表現する。
  • UMLでは,システムを構成するクラスとその間の動的な関係をクラス図で表現する。
  • UMLは,特にクライアントサーバシステムを意識して標準化したプログラム言語である。
  • UMLは,モデルの表現記法及びソフトウェア開発プロセスを標準化している。

分類

テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア要件定義

正解

解説

UML(Unified Modeling Language)は、オブジェクト指向開発で用いられる標準表記法群で、オブジェクト間の関連や動作・構成を表現する13種の図表から構成されています。UML2.0の13の図法は表現する対象によって構造図,振る舞い図に分類されます。
構造図
システムの静的な構造をモデルで表現する。
クラス図,コンポジット構造図,コンポーネント図,配置図,オブジェクト図,パッケージ図
振る舞い図
システムの振る舞いをモデルで表現する。
アクティビティ図,ユースケース図,シーケンス図,インタラクション概念図,コラボレーション図,タイミング図,ステートマシン図
  • 正しい。ユースケース図は、システムの使用機能(ユースケース)と、外部環境(アクター)との関連を表す図で、システムの機能やシステム外部と内部の境界を視覚的に表現することができます。
  • クラス図は、クラス間の静的な関係を表現する図です。
  • UMLは、プログラム言語ではありません。
  • UMLは、ソフトウェア開発プロセスを標準化したものではありません。
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