業務分析・データ利活用 (全76問中32問目)

No.32

定量発注方式の特徴はどれか。
  • 在庫量の把握は発注時期だけでよい。
  • 需要変動が大きい重点管理品目などに適用する。
  • 発注時に需要予測が必要である。
  • 発注量には経済的発注量を用いると効果的である。

分類

ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用

正解

解説

在庫を補充するための発注方式には、定量発注方式定期発注方式などがあります。各方式の特徴を確認しておきましょう。
定量発注方式
発注時期は決まっておらず、在庫が基準数を下回った時点であらかじめ決まっている最適発注量(経済的発注量)を発注する方式。ABC分析の結果でBランクとされた、調達期間が短い品目、消費量が安定している品目などを対象とすることが多い。
定期発注方式
同じ間隔で定期的に行う方式で、発注日の度に在庫数、予想需要量、安全在庫などを考えて最適な発注量を計算する。需要量の変化が大きい品目や、ABC分析の結果でAランクとされた重要在庫を対象とすることが多い。
  • 定量発注方式では発注時期が決まっておらず、在庫が基準を下回った時点で発注するため、在庫量を常に把握しておく必要があります。
  • 需要量の変化が大きい品目には定期発注方式が適しています。
  • 定量発注方式は、需要の安定している品目を対象とするので、発注時の需要予測は行いません。
  • 正しい。経済的発注量とは、定量発注方式において発注費用と在庫費用の総額を最小化できる1回当たりの発注量のことです。定量発注方式では、発注量にあらかじめ算出した経済的発注量を用いると効果的です。
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