システムの評価指標 (全67問中19問目)
No.19
1件のデータを処理する際に,読取りには40ミリ秒,CPU処理には30ミリ秒,書込みには50ミリ秒掛かるプログラムがある。このプログラムで,n件目の書込みと並行してn+1件目のCPU処理とn+2件目の読取りを実行すると,1分当たりの最大データ処理件数は幾つか。ここで,OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。
出典:平成25年秋期 問15
- [この問題の出題歴]
- 応用情報技術者 H27春期 問13
- ソフトウェア開発技術者 H17春期 問31
- ソフトウェア開発技術者 H19春期 問33
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの評価指標
正解
エ
解説
並列処理の流れを図で表すと下図のようになります。
上図をみるとわかるように50ミリ秒を要する書込み処理が並列処理のボトルネックとなっているため、1分間に処理できる書込み件数がそのまま最大データ処理件数に相当することになります。
1分÷50ミリ秒=60000÷50=1,200
したがって最大データ処理件数は1,200件/分になります。

1分÷50ミリ秒=60000÷50=1,200
したがって最大データ処理件数は1,200件/分になります。