ソフトウェア開発技術者平成17年春期 午前問20

問20

メモリの誤り制御に用いられ,自動訂正機能をもつものはどれか。
  • 水平パリティチェック
  • チェックサム
  • チェックディジット
  • ハミング符号

分類

テクノロジ系 » コンピュータ構成要素 » メモリ

正解

解説

ハミング符号は、情報ビットに検査ビットを付加することで2ビットまでの誤りを検出し、1ビットの誤りを訂正できる手法です。ECCメモリ(Error Check and Correct memory)やRAID2の誤り訂正符号として使用されています。
  • 水平パリティは、データの水平方向を対象としてパリティビットを付加する方式です。垂直方向と組み合わせた垂直水平パリティチェックでは1ビットの誤りを訂正できますが、水平パリティだけでは1ビットの誤り検出しかできません。
  • チェックサム(Check SUM)は、データの合計値を検査用に付加し、誤りが発生しているかを受信側で検査する方式です。
  • チェックディジット(check digit, 検査数字)とは、元の符号から規則によって算出された数字を元の符号に付加することで、符号の入力誤りなどを検出する方法、または付加された数字のことを言います。クレジットカードなどのカード番号やバーコードに組み込まれています。
  • 正しい。ハミング符号は、情報ビットに検査ビットを付加することで2ビットまでの誤りを検出し、1ビットの誤りを自動訂正できます。
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