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ソフトウェア開発技術者平成18年秋期 午前問16
問16
図の論理回路において，S＝1，R＝1，X＝0，Y＝1のとき，Sをいったん0にした後，再び1に戻した。この操作を行った後のX，Yの値はどれか。
- X＝0，Y＝0
- X＝0，Y＝1
- X＝1，Y＝0
- X＝1，Y＝1
- [出題歴]
- 応用情報技術者 R3春期 問25
- 応用情報技術者 R5秋期 問22
- 応用情報技術者 H21秋期 問23
- 応用情報技術者 H23秋期 問24
- 応用情報技術者 H26秋期 問20
分類
テクノロジ系 » ハードウェア » ハードウェア
正解
ウ
解説
図の論理回路図はフリップフロップと呼ばれ、2つの回路の安定した状態によって1ビットの情報を保持する回路です。現在と異なる入力が与えられると、次の入力があるまでその状態を保持しようとします。
問題文の初期状態"S=1、R=1、X=0、Y=1"だと、回路は次のようになっています。
次にSを0に変えると、次のような状態になります。
そしてSを1に戻すと次のような状態になります。(Sを0にする前と変化しません)
回路はこの状態で安定するので、出力の値は「X＝1，Y＝0」となります。
問題文の初期状態"S=1、R=1、X=0、Y=1"だと、回路は次のようになっています。