ソフトウェア開発技術者 H18秋 問48

野獣さん  
(No.1)
例)
設計工程:4ステップ/人月
製造工程:2ステップ/人月
試験工程:4ステップ/人月
全体の作業量 20ステップ

上記の例について、全体の作業量を各工程の生産性で割り、各工程の作業量を計算しているのはなぜですか?
20ステップは全体の作業量であり、各工程にどのように割り当てられているかはわからないですよね。
2016.09.09 19:51
がつさん 
(No.2)
ステップというのは、各工程に割り振られるものではなく、全体で共通したものです。
したがって、設計工程20ステップ、製造工程20ステップ、試験工程20ステップとなります。

例えば、20ステップを[20個の機能を作る]と考えてみてください。
各機能に対して、設計工程、製造工程、試験工程がありますよね?
ステップとはそのような概念だとお考えください。

そして、各工程ごとに難易度(時間がかかる具合)が異なります。
それは、野獣さんの例にある数値の逆数を取れば求まります。
設計工程は、0.25人月/ステップ
製造工程は、0.5人月/ステップ
試験工程は、0.25人月/ステップ
この例では、1ステップあたりの作業工程数が最も多い製造工程が手間がかかるとわかるわけです。
今、20ステップあるので、各工程の逆数の値にそれぞれ20を掛ければ、工数(人月)が求まります。
2016.09.10 17:25
野獣さん  
(No.3)
1ステップ=1機能
の考え方で理解できました。
ありがとうございます。
2016.09.12 15:08

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