通信プロトコル(全94問中53問目)
No.53解説へ
IPv4ネットワークで用いられる可変長サブネットマスクとして,正しいものはどれか。
出典:平成25年秋期 問32
- 255.255.255.1
- 255.255.255.32
- 255.255.255.64
- 255.255.255.128
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解説
可変長サブネットマスク(VLSM:Variable Length Subnet Masking)は、各サブネットで必要となるIPアドレス数に基づいて、サブネットごとに異なるサブネットマスクを使用する手法です。VLSMでは、一度サブネット化されているアドレスをさらに細分化することで、アドレスの使用効率を向上させます。
IPv4でのサブネットマスクは32ビットで左の上位ビットから○ビットを「1」、それ以下を「0」とすることでネットワークアドレス部とホストアドレス部を分けます。IPアドレスはネットワークアドレスの後にホストアドレスがくるため、サブネットマスクで「0」の後に再び「1」が現れることは適切ではありません。
選択肢のどのアドレスでも上位24ビットは255.255.255.*(111…11.)で同じなのですが、下位8ビットを2進表現にすると正しいものがわかります。
IPv4でのサブネットマスクは32ビットで左の上位ビットから○ビットを「1」、それ以下を「0」とすることでネットワークアドレス部とホストアドレス部を分けます。IPアドレスはネットワークアドレスの後にホストアドレスがくるため、サブネットマスクで「0」の後に再び「1」が現れることは適切ではありません。
選択肢のどのアドレスでも上位24ビットは255.255.255.*(111…11.)で同じなのですが、下位8ビットを2進表現にすると正しいものがわかります。
- 1=00000001
0の後に再び1が現れるので不適切です。 - 32=00100000
0の後に再び1が現れるので不適切です。 - 64=01000000
0の後に再び1が現れるので不適切です。 - 128=10000000
適切なサブネットマスクです。