ソフトウェア構築(全33問中23問目)

テストケース設計技法の一つである分岐網羅の説明として,適切なものはどれか。

出典:平成20年春期 問45

  • すべての判定条件中にある個々の条件式の起こり得る真と偽の組合せと,それに伴う判定条件を網羅するようにテストケースを設計する。
  • すべての判定条件文において,結果が真になる場合と偽になる場合の両方がテストされるようにテストケースを設計する。
  • すべての判定条件文を構成する各条件式が,真になる場合と偽になる場合の両方がテストされるようにテストケースを設計する。
  • すべての命令を少なくても,1回以上実行するようにテストケースを設計する。
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分野:テクノロジ系
中分類:システム開発技術
小分類:ソフトウェア構築
解説
ホワイトボックステストにおける網羅性のレベルである「分岐網羅」とは、プログラム中の判定条件で結果が真となる場合、偽となる場合を少なくとも1回は実行するようにテストケースを設計することです。

網羅性のレベルには次のようなものあります。
命令網羅(網羅性:低い↑)
すべての命令を少なくとも1回は実行するテストケースを設計する。
分岐網羅(判定条件網羅)
判定条件の真偽を少なくとも1回は実行するテストケースを設計する。
条件網羅
判定条件が複数ある場合に、それぞれの条件が真・偽の場合を組み合わせたテストケースを設計する。
判定条件・条件網羅
判定条件網羅と条件網羅を組み合わせてテストケースを設計する。
複数条件網羅(網羅性:高↓)
判定条件のすべての可能な結果の組合せを網羅し、かつ、すべての命令を少なくとも1回は実行するようにテストケースを作成する。
  • 複数条件網羅の説明です。
  • 正しい。分岐網羅の説明です。
  • 条件網羅の説明です。
  • 命令網羅の説明です。

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