業務分析・データ利活用(全76問中41問目)

横軸にロットの不良率,縦軸にロットの合格率をとり,抜取検査でのロットの品質とその合格率の関係を表したものはどれか。

出典:平成27年春期 問75

  • OC曲線
  • バスタブ曲線
  • ポアソン分布
  • ワイブル分布
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分野:ストラテジ系
中分類:企業活動
小分類:業務分析・データ利活用
解説
OC曲線(Operating Characteristic curve)は、ロットの不良率とそのロットの合格率の関係を表したグラフです。ロットの不良率がnである場合にロットの合格率が一意に決まることを表しています。
製品の抜き取り検査では、ロットからn個のサンプルをとり、それに含まれる不良品個数が c個以上であればそのロットを不合格とするという判定を行います。

OC曲線は、nおよびcを固定とした場合のロットの合格率(p)を縦軸に、実際のロットの不良率(q)を横軸に取り、pとqの関係を表した曲線です。本来合格となるべきロットが、抜き取り検査で不合格になってしまう確率を生産者危険、本来不合格となるべきロットが合格になってしまう確率を消費者危険といいます。
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  • 正しい。
  • バスタブ曲線は、故障率曲線とも呼ばれ、機械や装置の時間経過に伴う故障率の変化を表示した曲線です。
  • ポアソン分布は、非常に大きな集団においてきわめて起こりにくい事象を対象としたときの分布です。
  • ワイブル分布は、物体の体積と強度との関係を定量的に記述するための確率分布で、部品などの寿命特性を統計的に記述するために利用されます。

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