離散数学 (全53問中31問目)
No.31
浮動小数点形式で表現されたx (x ≫ 1)に対して,
をそのまま計算すると,けた落ちが生じることがある。それを防ぐために変形した式として,適切なものはどれか。

出典:平成20年春期 問3
分類
テクノロジ系 » 基礎理論 » 離散数学
正解
ア
解説
けた落ちは、浮動小数点形式で表現された絶対値の非常に近い値同士を減算したり、絶対値の近い符号の異なる値同士を加算すると、計算後の正規化によって有効桁数が少なくなってしまう現象です。
したがって式の中に、「x−x」や「−x+x」などけた落ちの原因となる演算が含まれていない「ア」が、けた落ちが発生しない式ということになります。
したがって式の中に、「x−x」や「−x+x」などけた落ちの原因となる演算が含まれていない「ア」が、けた落ちが発生しない式ということになります。