ソフトウェア方式設計・詳細設計 (全51問中12問目)

No.12

モジュール分割の良否を,モジュール結合度の視点から評価する場合,最も適切な記述はどれか。
  • 共通データ領域は,全てのモジュールからアクセスできるようになっていることが望ましい。
  • ソフトウェア全体のモジュール分割の良否は,モジュール間の結合度のうちで最も強いものがどのように分布しているかで判断するのが望ましい。
  • 直接の呼出し関係になっていないモジュール間で情報を交換するには,共通データ領域を用いるのが最も望ましい。
  • 呼び出す側と呼び出される側のモジュール間のデータの受渡しは,引数としてデータ項目を列挙するのが最も望ましい。

分類

テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア方式設計・詳細設計

正解

解説

モジュール結合度とは、モジュール同士の関連性の強さの度合いです。モジュール結合度が弱いほど関連するモジュールに変更があった場合の影響を受けにくくなります。したがってモジュール結合度を低くするモジュール分割がモジュールの独立性が高まり保守性が向上します。

モジュール結合度は、データの受け渡し方法などにより全部で6段階のレベルに分類されます。
データ結合(弱い↑)
処理に必要なデータだけを単一のパラメータとして受け渡している。
スタンプ結合
処理に必要なデータだけをレコードや構造体などのデータ構造として受け渡している。
制御結合
もう1つのモジュールの制御要素を受け渡している。
外部結合
外部宣言された共通データを参照している。
共通結合
共通域に宣言された共通データを参照している。
内容結合(強い↓)
お互いのモジュール内部を直接参照・分析している。
  • 共通データ領域を使用するとモジュール結合度が上がるので、できるだけ使用しないことが望ましいです。
  • 結合度が高いものだけでなく低いものも含め、ソフトウェア全体でどのように分布しているかで判断します。
  • 結合度の観点から考えると共通データ領域の使用はベストではありません。
  • 正しい。最も結合度が弱くなるのは単一のデータ項目の受け渡しのみの関連です。
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