ソフトウェア方式設計・詳細設計 (全51問中48問目)

No.48

オブジェクト指向の特徴はどれか。
  • オブジェクト指向モデルでは,抽象化の対象となるオブジェクトの操作をあらかじめ指定しなければならない。
  • カプセル化によって,オブジェクト間の相互依存性を高めることができる。
  • クラスの変更を行う場合には,そのクラスの上位にあるすべてのクラスの変更が必要となる。
  • 継承という概念によって,モデルの拡張や変更の際に変更部分を局所化できる。
  • [この問題の出題歴]
  • 基本情報技術者 H19秋期 問44
  • 基本情報技術者 H23特別 問48

分類

テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア方式設計・詳細設計

正解

解説

オブジェクト指向プログラミングは、システムの構築や設計で、処理や対象の対象となるもの(オブジェクト)同士のやり取りの関係としてシステムをとらえる考え方です。データと手続きをひとまとめにしてカプセル化することで実現します。
オブジェクト指向の考え方を取り入れたプログラム言語(オブジェクト指向言語)には、C++, Javaなどがありカプセル化,継承,多態性などの特徴をもっています。
カプセル化(情報隠ぺい)
オブジェクトの内部を隠ぺい(ブラックボックス化)すること。オブジェクトのデータとそれに対する操作をセットで定義し、外部からは特定の手続きだけの使用を許すことで実現する。使う人は内部の情報を知らなくともオブジェクトを扱うことができる。
継承(インヘリタンス)
あるクラスが上位のクラスを特性を引き継いでいる関係のこと。上位の特性を引き継ぐことで差分プログラミングが可能となる。
多態性(ポリモルフィズム)
オブジェクトへの操作呼び出しが、呼び出し側でなく受け手側の特性で決まる特性。同じメッセージを送っても受け手によって行われる操作が異なる様子のこと。
  • 抽象クラスでは、複数のクラスに共通するメソッドの(実際の処理内容を含まない)意味だけを定義できます。
  • カプセル化によってデータと手続きをオブジェクト内部にまとめることで独立性が高くなります。その結果、オブジェクト間の相互依存性は低くなります。
  • 下位クラスが独自に定義した性質は上位クラスに影響を与えないので、上位クラスを変更する必要がありません。
  • 正しい。下位クラスは上位クラスの機能や性質を引き継く(継承という概念)ので、下位クラスでは下位クラス独自のデータやメソッドだけを定義すればいいことになります。
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