ソフトウェア構築 (全32問中1問目)

No.1

流れ図で示したモジュールを表の二つのテストケースを用いてテストしたとき,テストカバレージ指標であるC0(命令網羅)とC1(分岐網羅)とによる網羅率の適切な組みはどれか。ここで,変数V〜変数Zの値は,途中の命令で変更されない。
48.gif/image-size:465×509
  • 48a.gif/image-size:350×144

            

分類

テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア構築

正解

解説

最初にテストにおける網羅性のレベルである「命令網羅」と「分岐網羅」について確認しておきます。
命令網羅
全ての命令を少なくとも1回は実行している
分岐網羅
判定条件の真偽を少なくとも1回は実行している
テストケース1(全変数が0)を実行すると流れ図の以下のルートを通ります。
48_1.gif/image-size:271×443
テストケース2(全変数が1)を実行すると流れ図の以下のルートを通ります。
48_2.gif/image-size:271×443
2つのテストを合計すると、5つの命令はすべて実行しているので命令網羅の網羅率は100%、分岐先10つのうち8つを通っているので分岐網羅の網羅率は80%となります。したがって「イ」の組合せが適切です。
© 2010-2024 応用情報技術者試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop