開発プロセス・手法 (全62問中56問目)

No.56

ソフトウェアの開発モデルの説明のうち,適切なものはどれか。
  • ウォーターフォールモデルは,開発を上流から下流に一方向に進めるモデルであり,開発効率を高めるには,各工程内でのレビューやテストによって品質を確保し,前工程への逆戻りが起こらないようにする。
  • スパイラルモデルは,ウォーターフォールモデルのプロセスを繰り返し,機能を段階的に提供していくモデルで,インクリメンタルプロセスモデルともいう。
  • 成長型プロセスモデルは,一連の開発工程を何回も繰り返しながら開発機能の規模を拡大し,開発コストの増加などのリスクを最小にしつつシステム開発を行うプロセスモデルである。
  • プロトタイピングモデルは,ドキュメントによる要求仕様の確認の困難さを解消するために,ウォーターフォールモデルの工程ごとにプロトタイプを作成し,仕様を確認していくモデルである。

分類

テクノロジ系 » ソフトウェア開発管理技術 » 開発プロセス・手法

正解

解説

ウォーターフォールモデルは、開発プロジェクトを時系列に「要求定義」「外部設計(概要設計)」「内部設計(詳細設計)」「開発(プログラミング)」「テスト」「運用」などの作業工程(局面、フェーズ)に分割し、滝のように上から下に流れるように開発していくモデルです。

工程管理がしやすく、大規模なシステム開発に向いていますが、工程の後戻りが生じると大幅な時間のロスが生じるといった欠点があります。
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  • 正しい。ウォーターフォールモデルの説明です。
  • 成長型プロセスモデルの説明です。
  • スパイラルモデルの説明です。
  • プロトタイピングモデルは、開発の初期段階で試作品を作り、利用者の要求をフィードバックして開発を進める手法です。ウォーターフォールモデルの工程ごとに試作品を作成するわけではありません。
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