システム化計画 (全10問中3問目)

No.3

共通フレーム2013によれば,企画プロセスで実施すべきものはどれか。
  • 市場,競合など事業環境を分析し,企業の情報戦略と事業目標の関係を明確にする。
  • システムのライフサイクルの全期間を通して,システムの利害関係者を識別する。
  • 人間の能力及びスキルの限界を考慮して,利用者とシステムとの間の相互作用を識別する。
  • 利害関係者の要件が正確に表現されていることを,利害関係者とともに確立する。

分類

ストラテジ系 » システム企画 » システム化計画

正解

解説

企画プロセスは、経営事業の目的・目標を達成するために必要とされるシステムに対する基本方針をまとめ、実施計画を得るプロセスです。システム化構想の立案、システム化計画の立案という2つのアクティビティで構成されます。
システム化構想の立案
経営課題を解決するための新たな業務とシステムの構想を立案する
システム化計画の立案
システム化構想を具現化するための、システム化計画及びプロジェクト計画を具体化し、利害関係者の合意を得る
企画プロセスで実施されるタスクは以下の通りです。全てを覚える必要はありませんが、概要を把握しておきましょう。
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「ア」の事業環境の分析はシステムの構想を練る際に必要な作業と考えられるので、これが企画プロセスで実施する作業です。「ア」の記述は、システム化構想の立案の「事業環境、業務環境の調査分析」で取り組む内容として規定されています。
  • 正しい。企画プロセスで実施される作業です。
  • 要件定義プロセスの「利害関係者の識別」で実施される作業です。
  • 要件定義プロセスの「要件の識別」で実施される作業です。
  • 要件定義プロセスの「要件の合意」で実施される作業です。
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