システムの構成 (全90問中52問目)
No.52
現状のHPC(High Performance Computing)マシンの構成を,次の条件で更新することにした。更新後の,ノード数と総理論ピーク演算性能はどれか。ここで,総理論ピーク演算は,コア数に比例するものとする。
〔現状の構成〕
〔現状の構成〕
- 一つのコアの理論ピーク演算性能は10GFLOPSである。
- 一つのノードのコア数は8個である。
- ノード数は1,000である。
- 一つのコアの理論ピーク演算性能を現状の2倍にする。
- 一つのノードのコア数を現状の2倍にする。
- 総コア数を現状の4倍にする。
出典:平成21年秋期 問14
- [この問題の出題歴]
- 応用情報技術者 H28春期 問13
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの構成
正解
イ
解説
更新条件について順番に考えていきます。
更新後の総理論ピーク演算性能は、総コア数32,000個に1つのコアの理論ピーク演算性能 20GFLOPS を乗じた 640,000GFLOPS となり、これをTFLOPSの単位で表わすと640TFLOPSになります。
- 1つのコアの理論ピーク演算性能は現状の2倍の20GFLOPSとなります。
- 1つのノードが持つコア数は現状の2倍の16個になります。
- 現状の総コア数は、ノード数1,000×コア数8個=8,000個なので、更新後の総コア数は32,000個となります。
更新後の総理論ピーク演算性能は、総コア数32,000個に1つのコアの理論ピーク演算性能 20GFLOPS を乗じた 640,000GFLOPS となり、これをTFLOPSの単位で表わすと640TFLOPSになります。