システムの評価指標 (全69問中33問目)
No.33
3種類のコンピュータX〜Zにおいて,ベンチマークプログラム1, 2の処理時間が次のとおりであった。コンピュータを性能の高い順に並べたものはどれか。ここで,コンピュータの性能値は相乗平均値を用いるものとする。

出典:平成23年特別 問18
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの評価指標
正解
ア
解説
この問題を解くカギとなる相乗平均は、平均値を算出するときに、普段よく使う(算術平均)相加平均とは異なる方法を用います。
一般的によく使用される相加平均は、
という計算方法であるのに対して、相乗平均では、
N個すべてのデータをかけ合わせた数値のN乗根をとるという算出方法なのです。
上記の式を用いて各コンピュータの性能値を計算してみると、
〔X〕2√10×40=20
〔Y〕2√20×30=24.5
〔Z〕2√25×25=25
ベンチマークプログラムをより早く実行終了できた方が性能が高いと判断できるので、この数値を基に性能が高い順に並べると、X, Y, Z になります。
一般的によく使用される相加平均は、


上記の式を用いて各コンピュータの性能値を計算してみると、
〔X〕2√10×40=20
〔Y〕2√20×30=24.5
〔Z〕2√25×25=25
ベンチマークプログラムをより早く実行終了できた方が性能が高いと判断できるので、この数値を基に性能が高い順に並べると、X, Y, Z になります。