システムの評価指標 (全69問中52問目)
No.52
1件のデータについて,読取りに40ミリ秒,CPU処理に30ミリ秒,書込みに50ミリ秒かかるプログラムがある。このプログラムで,n件目の書込みに併せてn+1件目のCPU処理とn+2件目の読取りを並行して行うと,1分当たりの最大データ処理件数は幾つか。ここで,OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。
出典:平成19年春期 問33
- [この問題の出題歴]
- 応用情報技術者 H25秋期 問15
- 応用情報技術者 H27春期 問13
- ソフトウェア開発技術者 H17春期 問31
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの評価指標
正解
エ
解説
並列処理の流れを図で表すと下図のようになります。
上図をみるとわかるように50ミリ秒を要する書込み処理が並列処理のボトルネックとなっているため、1分間に処理できる書込み件数がそのまま最大データ処理件数に相当することになります。
1分÷50ミリ秒=60000÷50=1,200
したがって最大データ処理件数は1,200件/分になります。

1分÷50ミリ秒=60000÷50=1,200
したがって最大データ処理件数は1,200件/分になります。