オペレーティングシステム (全95問中1問目)

No.1

三つのタスクA〜Cの優先度と各タスクを単独で実行した場合のCPUと入出力(I/O)装置の動作順序と処理時間は,表のとおりである。優先順位方式のタスクスケジューリングを行うOSの下で,三つのタスクが同時に実行可能状態になってから,タスクCが終了するまでに,タスクCが実行可能状態にある時間は延べ何ミリ秒か。ここで,I/Oは競合せず,OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。また,表中の()内の数字は処理時間を示すものとする。
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分類

テクノロジ系 » ソフトウェア » オペレーティングシステム

正解

解説

優先順位方式は、実行可能状態にあるタスクの中から最も優先度の高いタスクを実行していく方式です。開始時点からすべてのタスクが完了するまでの経過は下図のようになります。
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  1. CPUは最も優先度の高いタスクAの処理を開始する。
  2. 2秒後にタスクAのCPU処理が完了し、タスクAはI/Oに移る。残る2つのタスクの優先度は「タスクB>タスクC」なので、CPUはタスクBの処理を開始する。
  3. 4秒後にタスクBのCPU処理が完了する。I/OはタスクAが使用中なのでタスクBは実行可能状態に戻る。CPUは残ったタスクCの処理を開始する。
  4. 6秒後にタスクCのCPU処理が完了する。I/OはタスクAが使用中なのでタスクCは実行可能状態に戻る。
  5. 8秒後にタスクAのI/Oが完了し、タスクAはCPU処理に移る。I/O処理を待つ2つのタスクの優先度は「タスクB>タスクC」なので、より優先度の高いタスクBがI/Oに移る。
  6. 12秒後にタスクAの全処理とタスクBのI/Oが完了する。タスクBはI/Oに移り、タスクCはCPU処理に入る。
  7. 14秒後にタスクBの全処理とタスクCのI/Oが完了する。タスクCはI/Oに移る。
  8. 17秒後にタスクCの全処理が完了し、全てのタスクの完了となる。
タスクCが実行可能状態にある時間は、0〜4秒までと6〜12秒までを合わせた10秒間です。よって「ウ」が正解です。
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