オペレーティングシステム (全125問中74問目)

No.74

五つのタスクA~Eの優先度と,各タスクを単独で実行した場合のCPUと入出力装置(I/O)の動作順序と処理時間は,表のとおりである。優先度 "高" のタスクAとB~Eのどのタスクを組み合わせれば,組み合わせたタスクが同時に実行を開始してから,両方のタスクの実行が終了するまでの間のCPUの遊休時間をゼロにできるか。ここで,I/O は競合せず,OSのオーバーヘッドは無視できるものとする。また,表の()内の数字は処理時間を表すものとする。
  • 18.gif/image-size:479×156

            
  • [出題歴]
  • 応用情報技術者 H28秋期 問17
  • 基本情報技術者 H17秋期 問28

分類

テクノロジ系 » ソフトウェア » オペレーティングシステム

正解

解説

時間の経過とCPUの使用状況を表にしながら考えるとわかりやすいと思います。

まず優先度が唯一"高"であるタスクAは、他のタスクの実行によって待ち状態になることはないので、表を作成し、最初にタスクAのCPU使用状況を描き入れます。
18_1.gif/image-size:497×64
他のタスクはタスクAがCPUを使用していない間だけCPUを使用することができることを踏まえて、各タスクと組み合わせた場合のCPU使用状況を描き入れます。
18_2.gif/image-size:497×257
赤い文字で書かれている時間がCPUの遊休時間になります。
表にしてみると一目瞭然で、タスクAとタスクDの組合せだけがCPUの遊休時間をゼロにできることがわかります。
© 2010-2024 応用情報技術者試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop