データベース設計 (全64問中37問目)

No.37

"受注明細"表は,どのレベルまでの正規形の条件を満足しているか。ここで,受注番号と明細番号の組は主キーである。
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  • 第1正規形
  • 第2正規形
  • 第3正規形
  • 第4正規形
  • [出題歴]
  • 応用情報技術者 H29春期 問27

分類

テクノロジ系 » データベース » データベース設計

正解

解説

正規化の段階について、再度確認をしておきます。
第1正規形
集団項目や繰り返し値を排除する。全ての属性が単一値をもつ状態。
第2正規形
主キーの一部分である属性に、関数従属している属性を別表に移す。全ての属性が単一値をもち、主キーからの部分関数従属がない状態。
第3正規形
非キー項目に関数従属している項目を別表に移す。全ての属性が単一値をもち、主キーからの部分関数従属がなく、かつ、主キーからの推移的関数従属がない状態。
まず"受注明細"表には、繰り返し項目がありません。この時点で第1正規形の条件を満たします。さらに、主キーの一部分に関数従属する属性もありません。したがって第2正規形の条件も満たします。しかし、非キー項目である"商品コード"に関数従属している商品名が別表に移されていないため、第3正規化までは行われていません。

以上より"受注明細"表は第2正規形であることがわかります。
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