データ操作 (全64問中37問目)

No.37

関係データベースにおける実表と導出表に関する記述のうち,適切なものはどれか。
  • 実表に対する射影,結合などによって導出表が得られる。
  • 導出表は,データを参照する場合だけに用いる。
  • 導出表は,複数の実表から得られる表である。
  • 導出表は,元の実表の列だけからなる。
  • [出題歴]
  • 応用情報技術者 H28秋期 問28

分類

テクノロジ系 » データベース » データ操作

正解

解説

導出表は、1つ以上の基礎となる実表(DBに実データを持つ表)から関係演算・集合演算といったSQL問合せによって作成される仮想的な表全般を指します。SELECT文で得られる結果の他にも、GROUP BY句やWITH句を処理する際に内部的に作られる一時的な表も導出表の1つです。ビューは導出表の一つの形態であり、導出表に名前を付けて実表と同じように参照(条件次第では更新も)できるようにしたものです。

導出表は実データを持たず、参照・更新要求の度に、実表に関係演算・集合演算を行って作り出されています。
  • 正しい。導出表は、1つ以上の実表に関係演算等を行って得られる表です。
  • UPDATE文やINSERT INTO文において副問合せの結果である導出表を利用することがあるように参照だけに用いるわけではありません。また、条件さえ揃えば更新可能なビューを作成することもできます。
  • 必ずしも複数ではなく「1つ以上」の表から得られる表です。
  • 元となる表や他の導出表のデータを組み合わせたり、算術演算や集計関数により得られる列を定義したりすることが可能です。
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