システムの評価指標(全83問中77問目)

システムの単位時間当たりの故障発生数(故障発生率)はどれか。ここで,MTTRはMTBFに比べて十分に小さいものとする。

出典:平成17年秋期 問33

  • 1-MTBFMTBF+MTTR
  • 1-MTTRMTBF
  • 1MTBF
  • 1-MTTRMTBF+MTTR
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分野:テクノロジ系
中分類:システム構成要素
小分類:システムの評価指標
解説
MTBFは平均故障間隔、MTTRは平均修復時間を意味します。

この設問では「MTTRはMTBFに比べて十分に小さいものとする」という条件があるためMTTRをゼロとして考えます。あるシステムが故障からの回復後10,000時間運用され、その期間中に故障が2回発生したならば、MTBFの値は、

 10,000[時間]÷2=5,000[時間]

システムの単位時間当たりの故障発生数(故障発生率)は、以下のように計算できます。

 故障発生率=2[回]/10,000[時間]=1/5,000[回/時間]

つまりMTBFの逆数である1/MTBFになります。したがって「ウ」が正解です。

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