データ操作(全64問中3問目)

データベースシステムの操作の説明のうち,べき等(idempotent)な操作の説明はどれか。

出典:令和5年春期 問28

  • 同一の操作を複数回実行した結果と,一回しか実行しなかった結果が同一になる操作
  • トランザクション内の全ての処理が成功したか,何も実行されなかったかのいずれかの結果にしかならない操作
  • 一つのノードへのレコードの挿入処理を,他のノードでも実行する操作
  • 複数のトランザクションを同時に実行した結果と,順番に実行した結果が同一になる操作
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分野:テクノロジ系
中分類:データベース
小分類:データ操作
解説
べき等(Idempotent)とは、コンピュータサイエンスの世界で使われる言葉で、ある操作を1回実行しても複数回実行しても結果が同じになる性質です。主要なデータ操作SQL文のうち、SELECTと障害回復時のUNDO・REDOはべき等、INSERT・UPDATE・DELETEはべき等ではありません。

したがって「ア」の説明が適切です。
  • 正しい。べき等な操作の説明です。
  • 原子性の説明です。
  • レプリケーションの説明です。
  • 直列化可能性の説明です。

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