平成29年秋期試験問題 午前問55
問55解説へ
サービス提供時間帯が毎日6~20時のシステムにおいて,ある月の停止時間,修復時間及びシステムメンテナンス時間は次のとおりであった。この月の可用性は何%か。ここで,1か月の稼働日数は30日,可用性(%)は小数第2位を四捨五入するものとする。
〔停止時間,修復時間及びシステムメンテナンス時間〕
〔停止時間,修復時間及びシステムメンテナンス時間〕
- システム障害によるサービス提供時間内の停止時間:7時間
- システム障害に対処するサービス提供時間外の修復時間:3時間
- サービス提供時間外のシステムメンテナンス時間:8時間
- 95.7
- 97.6
- 98.3
- 99.0
正解 ウ問題へ
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解説
可用性は、ユーザーが使用することを要求したとき、実際にシステムやITサービス(以下、システム等という)が利用可能な度合いを示す特性です。サービス可用性は、一般的には合意済みサービス時間のうち、サービスを利用できた時間の割合で示されます。
可用性(%)=合意済みサービス時間-停止時間合意済みサービス時間×100
まず1か月の合意済みサービス時間を計算します。
420時間のうち7時間を除いてサービスを利用可能であったので、413時間を1か月のサービス提供時間で除して可用性を算出します。
413÷420×100=98.33333…%
(小数第2位を四捨五入)98.3%
したがって「ウ」が適切です。
可用性(%)=合意済みサービス時間-停止時間合意済みサービス時間×100
まず1か月の合意済みサービス時間を計算します。
- 1日のサービス提供時間:20-6=14時間
- 1か月のサービス提供時間:14時間×30日=420時間
420時間のうち7時間を除いてサービスを利用可能であったので、413時間を1か月のサービス提供時間で除して可用性を算出します。
413÷420×100=98.33333…%
(小数第2位を四捨五入)98.3%
したがって「ウ」が適切です。
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