ソフトウェア方式設計・詳細設計(全61問中11問目)
No.11解説へ
ソフトウェアの分析・設計技法の特徴のうち,データ中心分析・設計技法の特徴として,最も適切なものはどれか。
出典:平成31年春期 問46
- 機能を詳細化する過程で,モジュールの独立性が高くなるようにプログラムを分割していく。
- システムの開発後の仕様変更は,データ構造や手続の局所的な変更で対応可能なので,比較的容易に実現できる。
- 対象業務領域のモデル化に当たって,情報資源であるデータの構造に着目する。
- プログラムが最も効率よくアクセスできるようにデータ構造を設計する。
正解 ウ問題へ
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解説
データ中心アプローチ(DOA:Data Oriented Approach)は、様々な要因により変更される可能性のある業務プロセスと比較して、データが安定した資源である事に注目して、データやデータ構造を中心に据えてシステム及びソフトウェアの設計を行う手法です。
- オブジェクト指向アプローチの特徴です。
- データを中心に設計するため、データ構造の変更を伴う仕様変更は難しくなります。
- 正しい。データ中心分析・設計技法の特徴です。
- 情報の局所参照性を考えた設計手法です。