オリジナル模擬試験1 問10

キャッシュメモリのアクセス時間及びヒット率と,主記憶のアクセス時間の組合せのうち,主記憶の実効アクセス時間が最も短くなるのはどれか。

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分野:テクノロジ系
中分類:コンピュータ構成要素
小分類:メモリ
解説
主記憶の実効アクセス時間とは、キャッシュメモリと主記憶が存在する場合、実際の1アクセスに要する平均時間です。

実効アクセス時間は、
 (キャッシュメモリのアクセス時間×ヒット率)+主記憶のアクセス時間×(1-ヒット率)
の式で計算することができます。

この式をもとに各選択肢の実効アクセス時間を計算していくと、
  • 10×0.6 + 50×(1-0.6) 【6+20】 =26(ナノ秒)
  • 10×0.7 + 60×(1-0.7) 【7+18】 =25(ナノ秒)
  • 20×0.7 + 50×(1-0.7) 【14+15】=29(ナノ秒)
  • 20×0.8 + 60×(1-0.8) 【16+12】=28(ナノ秒)
したがって実効アクセス時間が最も短くなるのは、「イ」となります。

※この問題の解説文は、掲示板に寄せられた解法が掲載したい解説ズバリであったので、そのまま転載させていただきました。

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