令和2年秋期試験問題 午前問10
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解説
ハミング符号は、情報ビットに検査ビットを付加することで2ビットまでの誤りを検出し、1ビットの誤りを自動訂正できる方式です。ECCメモリ(ErrorCheck and Correct memory)やRAID2の誤り訂正符号として使用されています。
- 奇数パリティは、データを構成するビット全体の中でビット"1"の数が奇数になるようにパリティビットを付加する方式です。1ビットの誤りを検出することができます。
- 水平パリティは、データの水平方向を対象としてパリティビットを付加する方式です。垂直方向と組み合わせた垂直水平パリティチェックでは1ビットの誤りを訂正できますが、水平パリティだけでは1ビットの誤り検出しかできません。
- チェックサムは、データの合計値を検査用に付加し、誤りが発生しているかを検査する方式です。
- 正しい。ハミング符号は、情報ビットに検査ビットを付加することで2ビットまでの誤りを検出し、1ビットの誤りを自動訂正できます。