オリジナル模擬試験2 問26

ユニバーサルデザインの7原則に沿ったインタフェース設計として適切な事例はどれか。

  • パソコンの操作方法を,キーボードやマウスなど普及している入力装置に限定する。
  • 反復的な操作を可能な限り多くする。
  • 必要な情報は絵やことば,触覚などのいずれかの方法で簡潔に提示する。
  • 不可欠な情報と,それ以外の周囲の情報とは十分コントラストをつける。
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分野:テクノロジ系
中分類:ユーザーインタフェース
小分類:UX/UIデザイン
解説
ユニバーサルデザイン(Universal Design)とは、文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の違いに関係なく利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)のことをいいます。
ユニバーサルデザイン7原則とは、アメリカの建築家で、ノースカロライナ州立大学ユニバーサルデザインセンター所長を務めたロナルド・メイス教授を中心とするグループが協力してまとめたもので、ユニバーサルデザインを理解するうえで基本となる考え方です。
  1. どんな人でも公平に使えること
  2. 使う上で自由度が高いこと
  3. 使い方が簡単で、すぐに分かること
  4. 必要な情報がユーザーの能力に関係なくすぐに分かること
  5. うっかりミスが危険につながらないこと
  6. 身体への負担がかかりづらいこと(弱い力でも使えること)
  7. 接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること
選択肢の事例をこの7原則に当てはめてみると、
  • 誰もが公平に扱えるように「パソコンの操作を、キーボードやマウスだけでなく、他の入力手段に対応させる」ことが適切です。
  • 身体的な負担を減らすために「同じ動作を何度も繰り返すことを、できるだけ少なくする。」ことが適切です。
  • 「必要な情報は絵やことば、触覚などいろいろな方法を使って必要以上と思われるくらい提示する。」ことが適切です。
  • 正しい。わかりやすく情報を伝えるために適切な方法です。

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