分野：テクノロジ系
中分類：システム開発技術
小分類：ソフトウェア構築

ホワイトボックステストにおける網羅性のレベルには以下の5種類があります。

命令網羅

すべての命令を少なくとも1回は実行する。

判定条件網羅

判定条件の真偽を少なくとも1回は実行する。

条件網羅

判定条件が複数ある場合に、それぞれの条件が真・偽の場合を組み合わせたテストケースを設計する。

判定条件・条件網羅

判定条件網羅と条件網羅を組み合わせてテストケースを設計する。

複数条件網羅

判定条件のすべての可能な結果の組合せを網羅し、かつ、すべての命令を少なくとも1回は実行するようにテストケースを作成する。

命令網羅は、すべてのプログラム中の全ての命令を少なくとも1回は実行するようにテストケースを設計することです。問題文の流れ図のテストを命令網羅で実行すると以下のようになり、テストケースが最低3つあれば全ての命令を検証することができます。したがって「ア」が適切です。