令和7年秋期試験問題 午前問65

定性的な評価項目を定量化するために評価点を与える方法がある。表に示す4段階評価を用いた場合,重み及び4段階評価の結果から評価されたシステム全体の目標達成度は,評価項目が全て目標通りだった場合の評価点に対し,何%となるか。
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分野 :ストラテジ系
中分類:システム戦略
小分類:システム活用促進・評価
解説
重み付け総合評価法は、各評価項目に重要度を設定し、その重みを考慮して総合評価点を求め、点数の大小で比較する手法です。

まず、各評価項目ごとに判定内容に重みを付けて評価点を算出します。
  • 省電力効果 3×5=15点
  • 期間の短縮 0×8=0点
  • 情報の統合化 1×12=12点
  • 評価点の合計 15+0+12=27点
次に、全ての評価項目が「目標通り」だったときの評価点を求めます。
  • 省電力効果 3×5=15点
  • 期間の短縮 3×8=24点
  • 情報の統合化 3×12=36点
  • 評価点の合計 15+24+36=75点
満点75点に対し、評価値は27点なので、全て目標通りだった場合の評価点に対する達成率は、

 27点÷75点=0.36=36%

以上より、正解は「イ」となります。

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