平成17年秋期試験問題 午前問34

故障発生率が1.0×10-6回/秒である機器1,000台が稼働している。200時間経過後に,故障していない機器の平均台数に最も近いものはどれか。
必要であれば,故障発生率をλ回/秒,稼働時間をt秒とする次の指数関数のグラフから値を読み取って,計算に使用してよい。
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分野 :テクノロジ系
中分類:システム構成要素
小分類:システムの評価指標
解説
設問のグラフでは、故障発生率(λ)×稼働時間(t)の値と故障率の関係を表しています。

故障発生率(λ)は、1.0×10-6

稼働時間(t)は秒単位なので、200時間を秒に変換して、
 200時間×3,600秒=720,000=7.2×105

λtの値は、
 1.0×10-6×7.2×105
=7.2×10-1=0.72

グラフより、λtが0.72のとき故障率F(t)はおよそ0.5と読み取れます。200時間稼働すると全体の0.5の機器が故障するので、故障していない機器の台数は、

 1,000×(1-0.5)=500

したがって「イ」が正解です。
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