平成18年秋期試験問題 午前問33

シミュレーションを用いたコンピュータの性能評価に関する記述のうち,適切なものはどれか。

  • 計算精度は発生させたイベント数にほぼ比例して高くなるので,可能な限り計算時間を長くすべきである。
  • 計算精度を保ち,かつ計算時間を過大にしないために,知りたい性能項目に直接関係ないイベントの処理は簡略化してモデル化すべきである。
  • 現在までに判明しているイベントしかモデルに組み込めないので,将来の予測には適用を避けるべきである。
  • 乱数は再現性がなく,精度のばらつきが起こるので,乱数を契機としたイベントの発生は極力避けるべきである。
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分野:テクノロジ系
中分類:システム構成要素
小分類:システムの評価指標
解説
  • 計算精度はシミュレーションを実行するモデルの正確さに比例して高くなります。
  • 正しい。
  • シミュレーションは、将来の予測にも利用されます。
  • イベントがランダムに発生する対象のシミュレーションでは乱数を利用すると効果的です。

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