平成19年春期試験問題 午前問19

メモリインタリーブを説明したものはどれか。

  • 主記憶と外部記憶を一元的にアドレス付けし,事実上無限のメモリ空間を提供する方式である。
  • 主記憶と磁気ディスク装置のアクセス速度の差を補うために,補助的な記憶装置を双方の間に置く方式である。
  • 主記憶と入出力装置との間でCPUとは独立にデータ転送を行うことを可能とした方式である。
  • 主記憶を複数の領域に分け,連続したメモリ領域へのアクセスを高速化する方式である。
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分野:テクノロジ系
中分類:コンピュータ構成要素
小分類:メモリ
解説
メモリインタリーブは、物理上はひとつである主記憶領域を、同時アクセス可能な複数の論理的な領域(バンク)に分け、それぞれのバンクに対してデータの読み書きを並列で行うことにより、メモリアクセスの高速化を図る技術です。メモリインタリーブでは、奇数アドレスはバンク1、偶数アドレスはバンク2というように、連続したアドレスを複数のバンクに割り振っていきます。通常は、連続するアドレスに次々とアクセスされることが多いため、見かけ上並列アクセスしているようになり、実効アクセス時間が短くなります。「主記憶に並列アクセス」ときたらメモリインタリーブです。
  • 仮想記憶の説明です。
  • ディスクバッファの説明です。
  • DMA制御方式の説明です。
  • 正しい。メモリインタリーブの説明です。

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