平成23年特別試験問題 午前問18
問18解説へ
3種類のコンピュータX~Zにおいて,ベンチマークプログラム1, 2の処理時間が次のとおりであった。コンピュータを性能の高い順に並べたものはどれか。ここで,コンピュータの性能値は相乗平均値を用いるものとする。![18.png](/kakomon/23_toku/img/18.png)
![18.png](/kakomon/23_toku/img/18.png)
- X, Y, Z
- X, Z, Y
- Y, X, Z
- Z, Y, X
広告
解説
この問題を解くカギとなる相乗平均は、平均値を算出するときに、普段よく使う(算術平均)相加平均とは異なる方法を用います。
一般的によく使用される相加平均は、
という計算方法であるのに対して、相乗平均では、
N個すべてのデータをかけ合わせた数値のN乗根をとるという算出方法です。
上記の式を用いて各コンピュータの性能値を計算してみると、
一般的によく使用される相加平均は、
![18_1.png](/kakomon/23_toku/img/18_1.png)
![18_2.png](/kakomon/23_toku/img/18_2.png)
上記の式を用いて各コンピュータの性能値を計算してみると、
- X … 210×40=20
- Y … 220×30=24.5
- Z … 225×25=25
広告