平成26年秋期試験問題 午前問66
問66解説へ
"情報システム・モデル取引・契約書"によれば,ユーザ(取得者)とベンダ(供給者)間で請負型の契約が適切であるとされるフェーズはどれか。

- システム化計画フェーズから導入・受入支援フェーズまで
- 要件定義フェーズから導入・受入支援フェーズまで
- 要件定義フェーズからシステム結合フェーズまで
- システム内部設計フェーズからシステム結合フェーズまで
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解説
情報システム・モデル取引・契約書は、ユーザとベンダのあるべき理想的なモデルを提示し、情報システムのライフサイクルプロセスの中で、ユーザとベンダの間でどのようなことを決定し、どのようなことを情報共有すればよいかについての指針となることを目指して策定されたガイドラインです。
このガイドラインでは一括請負契約方式ではなく、工程ごとに見積り・請負契約を行う「多段階契約」という方式を推奨しています。情報システム・モデル取引・契約書では、フェーズの分類と対応する契約類型を以下のように規定しています。
上記のうち「請負型」の契約が適切とされているフェーズは、システム方式設計~システム結合です。したがって「エ」が適切です。
参考URL: 情報システム・モデル取引・契約書<第二版>
https://www.ipa.go.jp/files/000087884.docx
このガイドラインでは一括請負契約方式ではなく、工程ごとに見積り・請負契約を行う「多段階契約」という方式を推奨しています。情報システム・モデル取引・契約書では、フェーズの分類と対応する契約類型を以下のように規定しています。

参考URL: 情報システム・モデル取引・契約書<第二版>
https://www.ipa.go.jp/files/000087884.docx