データベース設計(全65問中11問目)
No.11解説へ
データベースの概念設計に用いられ,対象世界を,実体と実体間の関連という二つの概念で表現するデータモデルはどれか。
出典:令和元年秋期 問26
- E-Rモデル
- 階層モデル
- 関係モデル
- ネットワークモデル
広告
解説
E-R図(Entity-Relationship Diagram)は、データベース化の対象となる実体(エンティティ)と実体の持つ属性(アトリビュート)、実体間の関連(リレーションシップ)を表現した図です。任意のオブジェクトとその関連をデータモデル化することができますが、関係モデルとの親和性が非常に高いため、関係データベースの概念設計に一般的に利用されています。
- 正しい。
- 階層モデルは、データを木構造で構成し、あるレコードには1つの親レコードと複数の子レコードが関連をもつモデルです。親と子は1対多の関係で関連付けられます。
- 関係モデルは、データを二次元の表として管理するモデルです。複数の表は属性の値で関連付けられます。
- ネットワークモデルは、データ同士の関連を網の目のように表現するモデルです。各データ間は多対多の関係で関連付けられます。
広告