令和2年秋期試験問題 午前問21
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解説
HDL(Hardware Description Language)は、デジタル回路の設計や構成をテキストベースで記述できるハードウェア記述言語の総称です。VHDL、Verilog、SystemCなどの種類があります。
ゲートやフリップフロップといった論理素子の接続構造や、クロック信号に応じた動作をテキストで記述できることで、論理回路設計が抽象化されソフトウェアのように扱うことができます。これにより、回路を実装する前のシミュレーション検証が可能になる、モジュール化による保守性・再利用性の向上などのメリットがあります。
FPGAやASICなどのカスタムハードウェアを構築する際には、HDLを使った設計が標準的な手法となっています。
ゲートやフリップフロップといった論理素子の接続構造や、クロック信号に応じた動作をテキストで記述できることで、論理回路設計が抽象化されソフトウェアのように扱うことができます。これにより、回路を実装する前のシミュレーション検証が可能になる、モジュール化による保守性・再利用性の向上などのメリットがあります。
FPGAやASICなどのカスタムハードウェアを構築する際には、HDLを使った設計が標準的な手法となっています。
- Data Definition Languageの略。SQL言語のうちデータベースの構造や構成を定義する命令群です。
- 正しい。HDLは、デジタル回路の設計や構成をテキストベースで記述できるハードウェア記述言語です。なお論理構成とは、回路の論理式の記述(RTL記述)から回路図を自動生成することをいい、HDLのソースコードを論理合成ツールに与えててネットリストを生成する工程を指します。
- Unified Modeling Languageの略。オブジェクト指向開発で用いられる標準表記法群で、オブジェクト間の関連や動作・構成を表現する13種の図表から構成されています。
- eXtended Markup Launguageの略。利用者がタグや属性の名前を自由に定義することができるマークアップ言語です。システム間のデータ交換などに用いられます。
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