令和7年秋期試験問題 午前問12
問12解説へ
IaC(Infrastructure as Code)の説明として,適切なものはどれか。
- OS,仮想化ソフトなどが何もインストールされていない,初期状態のサーバである。
- サーバなどの新規利用申請があった場合に,資源の割当て,設定などを手動で行い,利用可能な状態にする。
- システムの構成,設定などをプログラムとして記述し,専用のソフトウェアがその内容に従って自動的にシステムに適用する。
- 利用者は,OS,アプリケーションなどの任意のソフトウェアをインフラストラクチャに手動で実装し,操作することができる。
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解説
IaC(Infrastructure as Code)は、インフラストラクチャ、すなわちシステムの動作基盤となるサーバ、ネットワーク、OS、ミドルウェアなどの設定をプログラムのコードとして管理することで、その変更やセットアップ作業をソフトウェアで自動化する手法です。
手順書に基づいて手作業で行っていた従来の作業と比較すると、設定作業の工数削減や共通化、人為的ミスのリスク低減といった利点があります。ただし、最初のコード化にはある程度のコストがかかります。IaCツールとしては、Terraform、AWS CloudFormation、Pulumi、Ansibleなどが有名です。
手順書に基づいて手作業で行っていた従来の作業と比較すると、設定作業の工数削減や共通化、人為的ミスのリスク低減といった利点があります。ただし、最初のコード化にはある程度のコストがかかります。IaCツールとしては、Terraform、AWS CloudFormation、Pulumi、Ansibleなどが有名です。
- ベアメタルの説明です。
- 従来行われきた手動のプロビジョニング作業です。IaCは手動ではなく、コードにより自動で一貫したサーバ構築・変更等を行います。
- 正しい。IaCの説明です。サーバやソフトウェアの構成・設定情報をHCLやYMALなどの言語で記述し、専用のソフトウェアがその内容に従ってシステム環境を再現します。
- IaaS(Infrastructure as a Service)の説明です。
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