令和7年秋期試験問題 午前問13

コンピュータシステムの信頼性に関する記述のうち,適切なものはどれか。

  • MTBFMTBF+MTTRは,システムが稼働している時間の割合を表す。
  • MTBF-MTTRは,システムが正常であった時間を表す。
  • MTBFは,正常なシステムが運用を開始してから初めて故障が起きるまでの時間を表す。
  • MTTRは,システムの故障が回復した時点から次に故障が起きるまでの平均時間を表す。
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分野 :テクノロジ系
中分類:システム構成要素
小分類:システムの評価指標
解説
MTBFとMTTRに関して確認しておきます。
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  • 正しい。稼働率は、全運用時間(正常稼働時間と修理時間の合計)のうち正常稼働している時間の割合です。全運用時間はMTBF+MTTR、正常稼働時間はMTBFなので、稼働率=MTBFMTBF+MTTRの式で表されます。
  • システムが正常であった時間を表すのはMTBFです。
  • MTBFは、システムが故障から回復した時点から、次に故障が発生するまでの平均時間です。運用開始後初めて故障が発生するまでの時間はMTTF(Mean Time To Failure)といい、修理不可能な設備や部品の管理指標として用いられます。
  • MTBFを説明した文です。MTTRは故障発生から復旧完了までに要した平均時間です。

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