平成20年春期試験問題 午前問29
問29解説へ
NAS(Network Attached Storage)を導入する利点はどれか。
- 直接LANに接続し,異なるOSの複数のコンピュータでファイルを共有することができる。
- データをブロック単位で共有し,高いスループットを実現することができる。
- ネットワークへの負荷を軽減し,ファイバチャネルを介した高速なデータ送受信を行うことができる。
- 汎用サーバに構築されたファイルシステムを共有し,ファイル利用の自由度を高めることができる。
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解説
NAS(Network Attached Storage)は、TCP/IPのコンピュータネットワークに直接接続して使用するファイルサーバで、コントローラーとハードディスクから構成されています。
ファイルサービス専用のコンピュータであり、専用化や用途に合うようにチューニングされたOSなどにより、高速なファイルサービスと容易な管理機能を持ちます。
ファイルサービス専用のコンピュータであり、専用化や用途に合うようにチューニングされたOSなどにより、高速なファイルサービスと容易な管理機能を持ちます。
- 正しい。
- ストレージエリアネットワーク(SAN)の説明です。NASではファイル単位の処理、SANではディスクブロック単位の処理が行われます。
- ストレージエリアネットワーク(SAN)の説明です。ファイバチャネルは、ギガビット級ネットワークでコンピュータ間や記憶装置間を結ぶ技術です。ファイバチャネルを標準規格とするSANを導入にすることによってLANなどにかかる負荷の軽減が期待できます。
- NASは、ファイルサービス用にチューニングされたOSを搭載します。
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