平成23年特別試験問題 午前問16

システムの信頼性に関する記述のうち,フェールオーバーの説明はどれか。

  • 障害が発生した場合でも,処理やデータを他の処理装置に自動的に引き継ぎ,切替え処理を意識させない。
  • 障害が発生した場合に,それが原因で危険な結果にならないよう,常に安全側の状態にする。
  • 人間の過失などが原因で予期されない使い方をしても,信頼性や安全性を損なわない。
  • 部品やサブシステムに信頼性の高いものを用いることによって,システム自体の故障発生を極力少なくする。
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分野:テクノロジ系
中分類:システム構成要素
小分類:システムの構成
解説
フェールオーバー(failover)は、主系のシステムで障害が発生したときに、自動的に予備系のシステムに切替えを行うことで、実行中の処理を継ぎ目なく続行する技術、またはそれを実現するシステム構成です。
高い可用性と信頼性が求められるシステムでは、フェールオーバー機能を組込むのが一般的です。
  • 正しい。
  • フェールセーフを説明したものです。
  • フールプルーフを説明したものです。
  • フォールトアボイダンスを説明したものです。

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