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[1215] 平成26年秋期 午後問7

 askaさん(No.1) 
設問1  同時に視聴できる端末を1台に制限したのはどのような理由によるものか。
→解答例では”複数台では,エンコーダタスクの処理が間に合わないから”とありますが、
表2のレコーダ制御のタスクの説明で”エンコーダタスクに通知する前に次のデータが届くと、データは上書きされて消失する”とありますが、これが理由ではないのでしょうか?

設問2  表1中のa〜cに入れる優先度を高,中,低から一つずつ選んで答えよ。
→解き方を教えてください。
  レコーダ制御は注釈で”録画データを直ちに処理する”から「高」なのかと推測しましたが、
  残りの無線LAN制御、エンコーダが「中」「小」となる理由がわかりません。
2018.08.14 23:36
うのんさん(No.2) 
設問1について
▼1フレーム30ミリ秒で、レコーダ、エンコーダがマルチタスクで動作している状態と思います。▼レコーダは、1フレーム4ミリ秒なので十分に能力があり、エンコーダは、1フレーム6ミリ秒+(44ミリ秒/4フレーム)=17ミリ秒なので、2台以上の再生には性能が不足している状態と思います。▼レコーダとエンコーダの間にはリングバッファがあり、エンコーダが処理できなければ、データが上書きされていく、ということだと思います。▼エンコードが間に合わない場合、データを間引いて再生していく、という考え方だと思います。(データを捨ててもリアルタイム性を優先する。ファイル転送ではなくリアルタイムな視聴。)
2018.08.15 08:41
うのんさん(No.3) 
設問2について
▼録画データは直ちに処理するという注があるので、高、は、aska さんが考えた通りだと思います。▼単位当たりの処理時間が短いタスクを優先することで、応答を滑らかにする(端末へのデータの到達間隔がばらつかないようにする)ということだと思います。▼エンコーダタスクは、1フレーム17ミリ秒、無線LANのデータ格納は、1フレーム1ミリ秒。→無線LAN:中、エンコーダ:小。
2018.08.15 08:57
通りすがりさん(No.4) 
設問1ですが、まず、レコーダ制御タスクがレコーダからのデータの受信に使用する領域は、バッファAとば別です。
レコーダ制御タスクは、レコーダから受信したデータをバッファAに格納し、エンコーダタスクへの通知をメッセージキューに置いた時点で処理が完了します。エンコーダタスクの受信を待ちません。
また設問2と絡みますが、レコーダ制御タスクは他のタスクより高い優先度で持ちますので、他の処理がどれだけ重たかろうが自身の処理が待たされることはありません。
従って、レコーダからのデータが上書きされることはありません。
2018.08.15 11:17
 askaさん(No.5) 
お二方、ご丁寧に解説いただきありがとうございました。納得いたしました。
2018.08.15 22:27

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