応用情報技術者 試験情報＆徹底解説

https://www.ap-siken.com/kakomon/24_aki/pm06.html
この問題の設問3について質問です。
~~問題文抜粋~~
〔ポイント制度の改良〕
（１）マイレージサービス
  会員の購入累計額に応じて，精算時に加算するポイントを整数倍する。この倍率をマイレージ倍率といい，略
~~問題文抜粋~~
と書いてあるので、これはつまり、購入累計額から、マイレージ倍率を出せることを意味していると考えました。

また、設問3の最後に
「なお，精算時の処理時間が長くならないように考慮すること。」と書いてあるので
計算で出すことができるマイレージ倍率はいらないのではないのでしょうか？

「会員の購入累計額に応じて，精算時に加算するポイントを整数倍する。この倍率をマイレージ倍率といい，」から、購入累計額からマイレージ倍率が計算できるように読めますが、「購入累計額は，その年の1月1日からの購入金額の合計とする。年初におけるマイレージ倍率の初期値は，前年の購入累計額から決定する。」から、その年の購入累計額ではマイレージ倍率が計算できない場合があることが分かります。

したがって、年初に、マイレージ倍率の初期値が必要です。

なお、「なお，精算時の処理時間が長くならないように考慮すること。」とあるのは、この解答「購入累計額，マイレージ倍率」は、テーブル"会員"、テーブル"売上"、テーブル"売上明細"を結合すれば計算できますが、精算時にこれを計算させないという意味です。

回答ありがとうございます。
「年があけると、購入累計金額がリセットされてしまい、前年の購入累計金額がわからないので、マイレージ倍率が計算できない」ということですね！
わかりやすい説明ありがとうございます！