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[1970] 圧縮率の解釈について

 arikoさん(No.1) 
https://www.ap-siken.com/apkakomon.php
平成29年春期  問11

上記問で圧縮率という言葉が出てきました。
「…プログラムの圧縮率が40%…」

圧縮率40%、というと元のファイルの容量から4割減る(4割引き)、
という理解だったのですがこの問題では
「元のファイル容量×0.4」が圧縮率40%の容量になる、ということでした。

自分の理解では圧縮率が高いほど、圧縮後のファイル容量は小さくなり、
圧縮率が低ければ、圧縮後のファイル容量は(圧縮率が高い場合に比べて)大きくなる、
という理解でしたが、この問題では逆の意味で出題されて少し混乱しました。

googleで検索しましたが「圧縮率」の表記に明確な定義はないのですかね?


2020.03.18 21:36
助け人さん(No.2) 
AP ゴールドマイスター
紛らわしい用語です。

「IT用語辞典 e-Words」には、以下の通りあります。

-----------------------------------------
データ圧縮率とは、データを圧縮した際に、圧縮後のデータが元のデータのどのくらいの情報量に減ったかを表す割合。圧縮後の量の元の量に対する割合を100倍したパーセンテージで表すことが多いが、削減された量の元の量に対する割合とすることもある。

例えば、100MBのファイルが10MBに圧縮された場合、10/100の0.1(百分率で10%)を圧縮率とする場合と、(100-10)/100の0.9(同90%)を圧縮率とする場合がある。前者は値が小さいほどより少ない量に圧縮できていることを表し、後者はその逆である。いずれの場合でも慣例的に、より少ない量に圧縮された(よく圧縮できた)状態を「圧縮率が高い」、多い量に圧縮された(あまり圧縮できなかった)状態を「圧縮率が低い」と言い表す。
-----------------------------------------

情報処理技術者試験では、(おそらくほとんど)前者の方です。

個人的には、よく圧縮できた状態は、「圧縮率が小さい」あるいは「圧縮効果が高い」というべきだと思います。
2020.03.18 22:35
 arikoさん(No.3) 
※質問のURL貼り付けミスしていました。
すみません。
https://www.ap-siken.com/s/kakomon/29_haru/q11.html

TO:助け人さん

ご回答ありがとうございます!
情報処理技術者試験においては
圧縮率が小さいほど、圧縮後の容量が小さくなる方で覚えておこうと思います。

圧縮効果という言葉はわかりやすいですね!
試験ではあえてわかりにくい表現もあるので
気をつけます。
2020.03.19 07:30

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