オリジナル模擬試験1 問20

問20

液晶ディスプレイと比較した場合の,有機ELディスプレイの特徴として適切なものはどれか。
  • 視野角が狭い
  • 自ら発光する
  • 寿命が長い
  • 大型化が容易である

分類

テクノロジ系 » コンピュータ構成要素 » 入出力装置

正解

解説

有機EL(有機エレクトロルミネッセンス)の発光の仕組みは有機物で出来た発光層を陽極と陰極ではさみ、それぞれの電極から+(正孔)と−を注入して発光層を励起させることにより、発光層が光るというものです。

特徴を液晶との比較で表すと、
  • 液晶のような見る方向によって階調が変わってしまうという現象がなく、またコントラストの低下も低く視野角は180度に限りなく近い
  • 液晶のようにバックライトを使った発光ではなく、有機半導体内の励起子により発光するので、発光そのものに必要な電圧も数V程度と低い。
  • 素子の自発光であるため、また発光を止めることで黒が明確に表現できるため測定が困難なほどの高コントラスト比を達成できる。液晶テレビは1000:1程度に対し、ソニーの有機ELテレビはXEL-1のコントラスト比が100万:1と公称している。
  • バックライトが不要であるため、液晶より薄型化が可能。
  • 有機ELの有機物は、それ自体が発光するため、液晶に比べて寿命が短く、約1万5000時間〜3万時間程度。一方最近の、液晶テレビの平均寿命は約6万時間、プラズマテレビの平均寿命は約10万時間程度。
  • 大型画面にする場合、視聴する距離との関係からディスプレイをより大きな輝度が必要になる。高い電圧をかけるば明るくはなるが、有機ELでは自己発光するので、その分寿命が短くなってしまうとうジレンマから大型化が難航している
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