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応用情報技術者令和6年春期 午前問49
問49
- 組織のプロセスを継続的に改善して品質を高めるための要求事項を規定している。
- 組織プロセスの品質を客観的に診断するための要求事項を規定している。
- プロジェクトの実施に重要で,かつ,影響を及ぼすプロジェクトマネジメントの概念及びプロセスに関する包括的な手引きを規定している。
- 明確に定義された用語を使用し,ソフトウェアライフサイクルプロセスの共通枠組みを規定している。
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア開発管理技術 » 開発プロセス・手法
正解
イ
解説
JIS X 33002は、組織内のソフトウェア開発プロセスを理解し、診断することを目的とするアセスメントについての要求事項を規定したJIS規格です。プロセスアセスメントを実施するための標準化された枠組みを提供します。プロセスアセスメントは、JIS Q 33001~33019の一式の規格により体系化されていて、その一部を構成する規格という位置付けです。
入力、役割及び責任、アクティビティ、出力の4つの要素を中心として、全てのプロセスアセスメントに要求される一般要求事項、高度なアセスメントを実施する際に要求される個別要求事項などが定義されています。
"組織プロセスの品質を診断"という記述から「イ」が適切な説明と判断できます。
入力、役割及び責任、アクティビティ、出力の4つの要素を中心として、全てのプロセスアセスメントに要求される一般要求事項、高度なアセスメントを実施する際に要求される個別要求事項などが定義されています。
"組織プロセスの品質を診断"という記述から「イ」が適切な説明と判断できます。
- JIS Q 9001(品質マネジメントシステム-要求事項)の説明です。
- 正しい。JIS X 33002の説明です。
- JIS Q 21500(プロジェクトマネジメントの手引)の説明です。
- JIS X 0160(ソフトウェアライフサイクルプロセス)の説明です。