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PBP(Pay Back Period：回収期間法)は、投資から生み出されたキャッシュフローで投資額を回収できるまでの期間を求め、その期間の長短で投資の有利・不利を比較する方法です。回収できる期間が短いほど良い投資と判断されます。

各案が投資額の500を回収するまでに要する年数は次のとおりです。

1. 1年目100＋2年目150＋3年目200の3年間で450、残りの50を回収するまでの期間は「50÷250＝0.2年」なので3.2年です。
2. 1年目100＋2年目200の年間で300、残り200を回収するまでの期間は「200÷300＝0.666…年」なので約2.6年です。
3. 1年目200、2年目150、3年目100の3年間で450、残り50を回収するまでの期間は「50÷150＝0.333…年」なので約3.3年です。
4. 1年目300、2年目200の2年間で500を回収できます。

回収期間が短いほど投資効率が高いことになるので、投資額を一番早く回収できる「d案」が最も効果が高いと判断されます。