応用情報技術者 試験情報＆徹底解説

スレッドセーフは、1つのプロセスが複数のスレッドを作成できるマルチスレッド環境において、複数のスレッドが同時並行的に実行されても、予期しない動作やデータの破損を起こさず、正常に動作するプログラムの性質です。

マルチスレッド環境では、同じプロセス内のアドレス空間やファイル記述子、UIDなどの資源を複数のスレッドが同時に利用します。このため、各スレッドがどんな順番で関数やメソッドを実行しても問題が起きないよう、スレッドセーフな設計が欠かせません。

したがって「ウ」が正解です。

• プログラムによりスレッドの並列実行を回避しているだけで、スレッドセーフではありません。
• シングルスレッド化の説明です。スレッドセーフはマルチスレッド環境における話なので誤りです。
• 正しい。スレッドセーフの説明です。
• グレースフルシャットダウンの説明です。