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応用情報技術者令和7年秋期 午前問45
問45
電子メールの送信時に,送信側メールサーバでデジタル署名を電子メールヘッダーに付与し,受信側メールサーバでそれを検証することで,送信元ドメインのなりすましや電子メールの改ざんを検知できる技術はどれか。
- DKIM
- OP25B
- S/MIME
- SPF
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ対策
正解
ア
解説
DKIM(DomainKeys Identified Mail)は、送信する電子メールのヘッダーと本文から生成されたデジタル署名を送信側メールサーバで付加し、受信者が、送信側ドメインのDNSサーバに登録されている公開鍵を使用してデジタル署名の検証を行うことで、正当なメールサーバから送られてきたメールであることを確認する仕組みです。スパムメール対策の技術のひとつとして利用されています。
デジタル署名という説明よりDKIMと判断できます。したがって「ア」が正解です。
デジタル署名という説明よりDKIMと判断できます。したがって「ア」が正解です。

- 正しい。DKIMは、メールに送信元ドメインのデジタル署名を付与し、受信側がDNSに登録された公開鍵で検証することで、なりすましや改ざんを検知する技術です。
- OP25B(Outbound Port 25 Blocking)は、ISPが利用者回線からの外向きポート25(SMTP)を遮断することで、スパムメールの送信を抑止する対策です。
- S/MIMEは、公開鍵暗号技術を用いて、メールに送信者認証・改ざん検知・暗号化の機能を提供する技術です。
- SPF(Sender Policy Framework)は、送信元ドメインのDNSに正当なメールサーバのIPアドレス等を登録し、受信側がDNSに問い合わせることで、なりすましを検知する技術です。